IoTビジネスモデル

IoTキャンバスのアイデアをビジネスモデルキャンバスに落とし込む

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前回まで、IoTキャンバスを使って、自転車メーカーにおいて売り切りモデルから継続収益ビジネスを新規に創出する事を目的として、IoT事業アイデアを考えてきました。

まとめるとこんな形です。

■対象顧客:自転車愛好家・自転車通勤者

■顧客課題:「盗難されたくない」「自転車購入費用を抑えたい」

■IoTアイデア:自転車にセンサー+通信モジュールをつけ、位置情報を把握

■IoTアイデアからくる価値提案:盗難防止サービス(盗難自転車位置情報通知サービス)

では、これらの素材を使って、ビジネスモデルをさらに検討していきたいと思います。目的は売り切りモデルから継続収益を上げるビジネスモデルに転換になりますので、それを意識していきたいと思います。

今回は、ビジネスモデルをまとめ、俯瞰し、検討して行く際によく用いられる、ビジネスモデルキャンバスに上記のアイデアを落とし込んでいきたいと思います。

ビジネスモデルキャンバス

さて、ビジネスモデルキャンバスは、既存のビジネスを俯瞰し、穴はどこか?などを検討する為には、非常に使いやすいツールですが、アイデアを創出する・アイデアをビジネスモデルに昇華させていくという際には、使いにくいという声がよく上がります。

その際、既存の成功したビジネスモデル(ビジネスの型)を参考にし、自身で考えたアイデアを適用できないか検討する手法があります。その際重要になってくるのが、ビジネスの型をどれだけ知っているか?ということです。

IoTキャンバスからビジネスの型を使ってビジネスモデルキャンバスに落とし込むビジネスの型については、これまで様々なパターンが類型化されてきています。有名なものとしては、ザ・プロフィットの 「23の利益モデル」やピクト図解「ビジネス11型」、最近の新刊としては、ビジネスモデル2025が今後のIoTビジネスを考えるうえでも参考になります。また、継続課金のビジネスモデルを深く掘り下げたものとしては、ストックビジネスの教科書がとても参考になるのではないかと思います。

今回は、継続的な収益が得られるビジネスモデルにすることが目的なので、そのモデルの代表的な成功例である、通称「ジレットモデル」をビジネスの型にとして掛け合わせたいと思います。ちなみに、ジレットモデルとは、すごく簡単にいうと、最初に購入する機器を安く設定し、定期的に交換する必要がある部品販売で儲けるモデルです。現在の世の中の様々なビジネスに活用されていますね。

「盗難防止サービス」 × 「ジレットモデル」

この組み合わせを元に、考えると、このようなビジネスが思いつきますね。

「盗難防止(盗難車位置追跡)サービス加入を条件に、自転車購入費用を一部補助するビジネス」

これをビジネスモデルキャンバスで表すと、このような形になります。

ビジネスモデルキャンバス完成

冒頭で挙げた顧客課題「盗難されたくない」「自転車購入費用を抑えたい」を解決する為に、IoTを使って新たな価値提案をし、ビジネスモデルの最初の素案を作ることができました。

もちろん、これが完璧ということではありません。ここからが始まりで、さらにビジネスモデルをブラッシュアップさせていく作業が継続的に必要になります。

9月2日 ソシム出版より 「IoTビジネス入門&実践講座」発刊決定!

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