IoTビジネスモデル

IoTキャンバスを使ったIoTアイデア創出②

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前回に引き続き、製造メーカー(自転車メーカー)が自転車売り切りのモデルから、
継続的な収益を得られる事業モデルに転換する為に、
IoTを使った新規事業創出アイデアを考えていきたいと思います。

前回は、顧客を誰に定めるか、その顧客の課題(片付けるべき用事)について
以下のように設定しました。
顧客:自転車通勤者・サイクリング愛好者
課題:盗難されたくない・購入費用を抑えたい

では、本格的に

この顧客(利用者)の課題を解決する為にIoTを使ったサービスアイデアを考えていきたいと思います。

まず、 IoTのTとして対象となるものは何でしょうか?これがフィジカルオブジェクト部分に入る事項です。

フィジカルオブジェクト単純に考えると、自転車・ヒト(利用者)になりますね。ちなみに、さらに深く・広く検討して行くのであれば、自転車をさらに分解して、タイヤ・ハンドル・サドル・ペダル・ベル・ライトなどが挙げられます。人に関しては、分解するのではなく、ヒトが自転車に乗る時に身に着けるモノに広げて考える事も可能ですね。ヘルメット・時計・ゴーグル・手袋などなど。

これで、IoTキャンバスのフィジカルオブジェクトの部分は出来ました。コンテキスト

では次にその上の階層の「コンテキスト」に行きたいと思います。
ここには、モノから得られる情報を、書いていくようにします。
自転車や乗っているヒトから得られる情報には何があるでしょうか?
位置情報・利用情報・天気情報・身体情報などなどが挙げられると思います。

ここで、どんな情報を得られるかについての切り口としては、
一番簡単なのが、「今世の中にあるセンサー」から考えるというものがあります。
・ジャイロセンサー
・加速度センサー
・デジタルコンパス
・GPS
・温度センサー
・湿度センサー
・気圧センサー
・光(可視光)センサー
・赤外線センサー
・焦電センサー
・UVセンサー
・カラーセンサー
・距離センサー(超音波センサー)
・音センサー(マイク)
・圧力センサー
・磁気センサー
・近接センサー
・タッチセンサー

少し技術的に寄ってしまって抵抗感がある場合は、
我々人自身が得ている情報は何かという切り口でもよいかと思います。
ヒト自身が感じる情報=五感
ヒトが何か行動して得る情報=調べる。観察する。質問する。などなど。コンテクスト完成

少し話がそれますが、この辺りの引き出しを広げるには、
ある程度世の中のテクノロジーやそれを使ったサービスなどについて、
常日頃からアンテナを張っておくのが大切なのではないかと思います。

よく、顧客の真の課題を考えようという時の例えで、
「ドリルを買う人は穴がほしい」という言葉がありますが、
ドリル(技術)を知らないと、そこに穴が開けられるという事が発想できないので、
穴がほしいという事すらあきらめてしまう・考えられないと私は考えています。
なので、発想する幅や広げ深める為にも、ある程度世の中にある道具(技術)への知見は持っておきたいものですね。

それでは、続きはまた次回に。

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