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IoTビジネス 7つのポジショニング   

IoTビジネスを具現化しようとする場合、1社でそのすべての要素を賄うことは、多くの場合、不可能です。ハードウェア(モノ側)関連では、センサー・電気回路・アナログ・デジタル信号処理・通信・マイコンのファームウェアが必要となり、量産化にあたっては、工場も巻き込まなくてはなりません。また、ソフトウェア(インターネット側)関連でもサーバ管理・データ分析・機械学習・アプリケーション・セキュリティなどの技術が必要となります。つまり、多様な技術が求められるIoTビジネスでは企業間のコラボレーションが必須となるのです。
ここでは、企業間コラボを考える上で考慮すべき、自社の立ち位置について考えましょう。

IoTビジネスでは、自社がどういったポジショニングで事業を進めるかについて、あらかじめ明確にしておく必要があります。このポジショニング次第では、既存事業におけるライバル企業が有望なアライアンス先となる可能性も出てきます。

図は、IoTビジネスのポジショニングを、「ビジネスデザイナー」「オーガナイザー」「テクノロジーインベンター」「プロデューサー」「プラットフォーマー」「アセンブラー」「エンハンサー」の7つに分けて表示しています。IoT7つのポジショニング

例えば、ビジネスデザイナーは、ターゲット顧客に対して直接、IoTソリューションを提供します。ビジネスデザイナーの多くは、家電メーカー、自動車メーカー、小売事業者、自治体や政府などです。
ビジネスデザイナーは必ずしも最先端のIoT技術や巨大なインフラを保有している必要はなく、また技術に精通していることも必須ではありません。それよりも、ターゲットとする顧客のニーズを汲み取る能力、技術をビジネスに活用する能力が求められます。顧客が望むモノ、顧客が喜ぶサービスを定性的なサービス・ビジネス要件として定義し、それらを満たすIoTソリューションを企画し、その提供を担うのです。また今後は、「顧客とサービスの価値を共創する」という視点も必要になってくるでしょう。
「IoTビジネス入門&実践講座」では、現在どのような立場の企業(大企業・中小企業・ベンチャー企業問わず)もビジネスデザイナーとなれるように、IoTビジネスの企画の進め方をフレームワークを利用して解説しています。書籍PR

 

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