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【IoTによる新たな価値提案】 取引コスト削減とIoT

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取引コスト削減ビジネスIoTは、既に受け入れられている価値提案をさらに加速させる可能性を秘めています。

皆さんは、取引コストという言葉はご存知でしょうか。商品を売買したり、モノを交換したり、何か活動するうえでかかるコストの事で、費用的なコスト以外にも、商品検討する労力や買いに行く労力・モノを売る時に発送する労力なども、取引コストになります。

スピードが求められている現代に、取引コスト削減という価値提案で成功しているビジネスは枚挙にいとまがありません。イノベーションリサーチャーで、ベストセラー「ビジネスモデル2025」の著者でもある長沼博之氏は、その講演で「取引コスト削減ビジネスはあたる」という主旨のお話をされ、LINEスタンプを例に以下のような説明をされています。

昔は、人が感情や考えを伝えるには、手紙でした。近代になって電話、メール、携帯SMS。それでも、文章を書くという労力(取引コスト)は変わらなかったのですが、LINEスタンプは、文章を書くという取引コストをなくし、スタンプ(タッチ操作)ひとつで感情を伝える事を実現しています。その手軽さ=取引コスト削減が、老若男女を問わず受け入れられている理由ではないでしょうか?

そんな取引コスト削減ビジネスは、IoTという武器をもち、今後さらに活性化していくものと考えております。

Qurio

出展:Qurio ホームページ http://qrioinc.com/

例えば、スマートロックのQurio。スマートフォンで鍵の操作をできるようにするデバイスで、IoT製品としてよく例が挙げられます。このデバイスの価値提案の一つとしては、取引コスト削減があると思います。Qurio Smart Lockを使うと LINEやfacebookなどのメッセージ機能を使って、家族や友だちなど来てほしい人に、来てほしい時間だけ鍵をシェアできます。また、不動産仲介の営業担当が、内覧の時に大家さんにカギを借りにいくという事をする光景を見たことがある人も多いかと思いまが、Qurio Smart Lockを導入すれば、内覧の時だけ、不動産仲介担当にカギを発行することだって可能ですし、不動産業者じゃなく、直接内覧希望者にカギを発行する事も可能です。

カギの受け渡しという労力(取引コスト)を削減したこのIoTデバイスは、今後日本でも広がる可能性のある民泊ビジネスにおいて発生する取引コストを削減という価値提案で飛躍していくのではないかと思います。

皆さまも、IoTビジネスを企画される際、取引コスト削減という価値提案を切り口考えてみてはいかがでしょうか。

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